
「外は凍えるような寒さだし、暖かくなるまで散歩はお休みしよう」
「今は家でじっとして、体力を温存しておくのが一番だ」
2月、厳しい寒さが続くと、多くの方がそう考えます。
しかし、健康のために良かれと思ったその「冬休み」が、実はあなたの足腰を想像以上のスピードで蝕んでいるとしたらどうでしょうか。
今回は、シニア世代が2月に陥りやすい「筋力低下の罠」と、その対策についてお伝えします。

私たちが多くの高齢者の方をサポートしてきた経験から、2月は1年で最も身体機能が低下しやすい時期だと言えます。
その理由は、単に「寒いから」だけではありません。
寒さを避けて家の中に閉じこもると、無意識のうちに活動量は底をつきます。
動かないことで血流が滞り、筋肉の柔軟性が失われます。
硬くなった筋肉は、いざという時に踏ん張りが効かず、家の中のわずかな段差で転倒・骨折を招く最大の原因になります。

「春になれば、また歩き始めればいい。すぐ元に戻るはずだ」
そう思っている方に、ぜひ知っておいていただきたい数字があります。
それは、
「失った筋肉を取り戻すには、休んだ期間の3倍の時間がかかる」という厳しい現実です。
もし2月の1ヶ月間、活動量を落として筋肉を衰えさせてしまうと、
元の状態に戻るまでには3ヶ月、つまり5月の連休過ぎまでかかってしまいます。
その間にも加齢による自然な衰えは止まってくれません。
一度手放した「歩く力」を取り戻すのは、シニア世代にとって想像以上に過酷な道のりなのです。

では、凍える外へ無理に飛び出すべきなのでしょうか?
答えは「NO」です。
無理な外出は血圧の急上昇やヒートショックのリスクを伴います。
大切なのは、暖かい室内で、いかに効率よく筋肉を動かし続けるかです。
これだけで、筋肉の「冬眠」は防げます。
2月のわずかな積み重ねが、春が来た時に「自分の足でどこへでも行ける」状態になるのです。
「一人では何をすればいいかわからない」
「外に出るのが億劫だけど、衰えるのは怖い」
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「あの時、始めておいてよかった」と後悔してしまう前に、一緒に運動しましょう!
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